三井不動産とワールドファーム スマート農業事業の新会社を設立

三井不動産(東京都中央区)とワールドファーム(茨城県つくば市)は、持続可能なスマート農業事業による農業振興と雇用創出を目指し、「三井不動産ワールドファーム」(MFWF)を設立した。2020年8月3日に発表した。

三井不動産は本業強化・事業領域拡大に向け新産業を創造するため、2015年4月にベンチャー共創事業部を設立しており(月刊事業構想2018年7月号参照)、MFWFの設立はベンチャー共創事業の一環。MFWFは、テクノロジーを活用した「持続可能なスマート農業事業」を展開し、農業の担い手を増やし、日本の農業振興/安全・安心の国産野菜の安定供給に貢献する。

また、リモートワーク等を行える柔軟な就労環境を提供し、「農業」を通して都心と近郊地域の交流により、農業の更なる生産性の向上、農業を基点に都心と近郊地域をつなぐ新たな産業が製造されていく「都市」の形成を目指していく考えだ。

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