静岡観光活性化ファンド 人工サーフィン場企業への投資を決定

REVICキャピタルが、静岡キャピタルと共同運営する「しずおか観光活性化ファンド」は、Surf Stadium Japan(SSJ、静岡県牧之原市)への投資を決めた。2020年3月31日に発表した。

SSJは静岡県牧之原市で、サーフィンの練習に適した高い波を連続して造波させる「人工サーフィン場」を2020年夏にオープンさせる予定。初級者からトップアスリートまでの幅広いニーズに応える、アジア初の大型で本格的なサーフィン訓練施設だ。この施設を利用したサーフィン・スクールの開催を通じて、レジャーやスポーツとしてのサーフィンのさらなる普及を図ることも、SSJでは計画している。世界レベルの競技者や指導者の育成も目指す。

気候が温暖な牧之原市は、年間を通じてサーフィンが楽しめ、サーフィン競技の全日本選手権を複数回開催した実績がある。同市では、SSJが開設する施設を活用した沿岸部の活性化に向け、既に包括連携協定をANA総合研究所と締結済みだ。

REVICキャピタルは、地域経済活性化支援機構のファンド運営子会社。静岡キャピタルは、静岡銀行グループの投資会社だ。

Makinohara_sea.jpg