FRONTEOと練馬区 児童虐待の早期発見へAI利用を開始

FRONTEO(東京都港区)は、AIエンジン「KIBIT」を活用し、東京都練馬区と共同で、練馬区子ども家庭支援センターが運用している児童家庭相談システムへのAI導入に向けた実証実験を開始することを発表した。2020年3月17日に発表した。

練馬区は子ども家庭支援センターにおいて、子どもと子育て家庭に関する多様な相談に応じ、専門機関やサービスの紹介などを行なっている。今回の実証実験は、同センターが児童情報を管理している「児童家庭相談システム」の自動記録内容をKIBITで解析するというもの。KEBITは、センターが支援を行なったケースの中から、一時保護を要請したケースを分析。それぞれのケースにスコアを付け、虐待の重篤化に繋がりやすい順に提示することで、早期に対応が必要なケースを見極める判断のサポートをする。

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