トヨタグループ　ブロックチェーン技術の活用検討などを加速化

トヨタ・ブロックチェーン・ラボは、2019年4月に立ち上げられ、これまで実証実験を通じたブロックチェーン技術の有用性検証や、グループ各社とのグローバルな連携などを進めてきた。今回発表した取組の狙いは、トヨタのモノづくりやモビリティサービス、また2020年1月7日に発表したスマートシティ構想「Woven City」など、ブロックチェーン技術の幅広い領域での活用、ビジネス実装の可能性を探ることにある。

今後は、ブロックチェーンの用途の更なる検討、関係事業者まで含めた実証実験などを推進していく。また、既存のブロックチェーン基盤についても、パートナー企業と合同で、非機能面での評価項目を策定するなどして、社会実装促進に向け取り組む。これを通じて、様々な用途に適した基盤の選定に向けた技術的な知見の蓄積を図っていく考えだ。