チャットからチーム関係分析のスタートアップ 2.1億円を調達

Laboratik(東京都品川区)は、Archetype Ventures、DEEPCORE、みずほキャピタル、エルテスキャピタルなどから、プレシリーズAラウンドとして総額2.1億円の資金調達を実施した。2020年3月10日に発表した。Laboratikは、チャットツールでのやり取りの自然言語処理を通じて、組織やチームのエンゲージメントをリアルタイム解析する製品・サービスを開発している企業。

Laboratikの製品「We.」は、チャット中のやり取りを解析し、会話量や関与度からチームのエンゲージメントを自動で可視化する。社内のコミュニケーション状況や問題点を分析し、改善のヒントを提供するものだ。現在はβ版を提供中で、有料課金含めて約40社が導入している。調達した資金は、海外も含めた開発・営業体制の強化に充てる計画だ。

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