ジモティー、さいたま市 リユースに関する協定を締結、自治体初

地域の情報サイト「ジモティー」を運営するジモティー(東京都品川区)は、2020年3月5日、さいたま市とリユースに関する協定を締結したことを発表した。2020年4月より、市内約60万戸に配布するごみ分別方法を記載したパンフレットでジモティーを紹介し、また市の「さいたま市ごみ分別アプリ」にも掲載するなどの啓発活動を行う。

さいたま市はごみ減量の取組を進めているが、粗大ごみについては収集量が過去3年間で毎年100トンずつ増加している。ジモティーのウェブサイトには「売ります・あげます」のコーナーがあり、家具や家電を中心に、まだ使える不用品を必要な人へ届ける場となっている。今回の協定は、家具など不用品のリユース方法として「ジモティー」の活用という選択肢を示し、リユース活動を活発にすることを目的としている。不用品を市民同士で有効活用し、粗大ごみ収集量の減少につなげるのが狙いだ。

ジモティーと自治体との連携は今回が初めて。同社では今後、他の自治体とも同様の取組を進めていく考えだ。

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