国際興業バス、ヤマト運輸 飯能市内の路線バスで宅急便輸送を開始

2020年2月25日、国際興業(東京都中央区)とヤマト運輸(東京都中央区)は埼玉県飯能市内の路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始することを発表した。

飯能市の国際興業バスは人口減などにより乗車人数が減り、将来の路線維持が難しいという課題を抱えている。一方、ヤマト運輸は飯能支店から名栗地区と中藤・原市場地区に午後到着分の宅急便を配達する際、計3台のトラックが支店へ宅急便を取りに戻る必要があった。

この度開始する客貨混載で、宅急便輸送による新たな収入の確保や、ヤマト運輸のセールスドライバーの運転時間削減、CO2排出量の削減といった課題解決に取り組む。対象路線バスは飯能駅14時25分発、湯の沢15時26分着の1便。積込場所は国際興業 飯能営業所で、引渡場所は国際興業 尾長入口バス停と、上赤沢バス停の2カ所となっている。

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