インフォメティス ダイキン、博報堂G、日立から総額8億の資金調達

AIによる電力分析技術を用いたサービスを提供するインフォメティス(東京都港区)は、ダイキン工業、博報堂DYホールディングス、日立製作所から合計8億円の資金調達を行なった。2020年2月20日に発表した。今回の資金調達により、累計調達額は約25.6億円となった。

インフォメティスは、家庭全体の電力測定結果から、個別家電の使用状況をAIで推定する技術(家電分離推定技術)を持つ。得たデータは、一般家庭向けの電力消費の見える化や、高齢者見守りといったソリューションとして提供している。

調達した資金は、海外やBtoBといった新規の市場に向けて事業拡大するための研究開発に使用される。出資した3社は、インフォメティスの技術を活用したビジネス開拓に取り組んでいく計画だ。インフォメティスは 2013年4月に創業し、2013年7月にソニーからカーブアウトして独立した企業。

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