佐野市 移住とセットでラーメン店の事業承継・創業支援を提供へ

栃木県佐野市は、地元の名物である「佐野らーめん」店の創業や事業承継と、移住をセットで支援する「佐野らーめん移住プロジェクト」に着手する。2020年3月24日に、市での現地説明会を開催する。

佐野市には現在、約150軒の佐野らーめん店があるが、後継者不足に悩む店舗も少なくない。一方、移住を検討する際に大きな課題となるのが、仕事探しだ。今回開始するプロジェクトでは、佐野市への移住者に佐野らーめん店の創業、あるいは既存店の事業承継をサポートするプログラムを準備する。移住促進と、地元グルメの後継者育成につなげる考えだ。

3月の説明会では、プロジェクトの説明の他、ラーメン店の視察、現オーナーの経験談、市からのバックアップ体制の説明を行う。募集人数はは佐野市外在住の20人で、応募締切は3月10日。

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