三浦市、京急、タイムズモビリティ 観光地域づくりで協定を締結

三浦市、京浜急行電鉄とタイムズモビリティは、三浦半島における地域活性化および観光振興を目的に、「三浦半島における観光地域づくり事業に関する基本協定」を2020年2月10日に締結した。

三浦半島は都心からのアクセスに優れており、身近な海岸沿いの観光地であるものの、人口減少などの問題も抱えている(月刊事業構想2018年5月号参照)。京急電鉄とタイムズモビリティは、沿線の価値向上とに三浦半島の地域活性化に向け、カーシェアサービスなどを連携して実施してきた。

今回の3者の協定に基づき、タイムズカーシェアの利用データ分析を行う。得られた結果を活用して、観光客のリピーター化や滞在時間の拡大、新しい観光客層の獲得などにつなげる。さらに、三浦市や京急電鉄が所有する土地に、カーシェアステーションや駐車場を開設し、市内の交通利便性の向上を図る。

連携協定の締結に合わせ、2月11日には「京急レール&カーシェア」の対象ステーションを三浦海岸駅前に開設する。3月上旬には、油壺エリアで三浦市が管理する土地に予約制駐車場の新設を予定している。

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