AI人材教育のアイデミー 8.3億円を資金調達

アイデミー(東京都文京区)は、2020年1月30日、シリーズAで総額8.3億円の第三者割当増資を実施したと発表した。東京大学が承認するファンドであるUTEC4号投資事業有限責任組合をリードインベスターとし、事業会社2社と投資会社2社、4名の個人投資家が引受先となった。アイデミーは、AIについてオンラインで学習するプラットフォームを2017年12月に開始し、2018年には法人向けのサービス提供を始めていた。

調達した資金は、現在開発中のAIプラットフォーム事業の促進と、教育研修サービス内コンテンツの拡充に充てる。AIプラットフォーム事業は、アイデミーの独自技術や管理画面の提供により、AIプロジェクトを低コストかつ最先端の技術を反映しながら実運用できるパッケージシステム。企業向け教育研修コンテンツは、AI導入のプランニングから運用まで一貫した、企業のAIプロジェクト内製化を支援していくものだ。

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