Gigi、みやき町 アプリを使ったこども食堂プロジェクトを開始

Gigi(福岡市)は、スマホアプリを活用した「こども食堂」プロジェクトを、佐賀県三養基郡みやき町で開始した。2020年1月15日に発表した。Gigiが開発した「ごちめし」アプリを通じた第三者からの寄付により、飲食店に子どもが来店した際に無料で食事ができるものだ。

みやき町では、 2019年8月に公益財団法人佐賀未来創造基金と共に連携協定を結び、プロジェクト始動の準備を進めてきた。今回のプロジェクトには、みやき町内の飲食店6店舗が参加した。みやき町の子どもに食事をごちそうしたい場合、アプリに登録されている店舗グループ「みやき町こども食堂」に食事券「1ごち」(600円と10%の手数料)を前払いする。子どもたちは登録店舗に行くと、600円のこども食堂用メニューを無料で食べられる。寄付金に応じたメニューの残数や、子どものメッセージなどは、アプリ上で確認できるしくみだ。Gigiでは、このようなスキームを全国の自治体や店舗に導入することを目指している。

同アプリは、北海道帯広の「結(ゆい)」という食堂で考案された、来店客の寄付がたまった分だけ料理を無料で提供する「ゴチメシ」というしくみをもとにしたサービスだ。

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