REVIC、平泉町など5者 文化遺産観光による地域活性化で連携締結

地域経済活性化支援機構(REVIC)は、2019年12月16日、岩手県平泉町、岩手銀行、一般社団法人世界遺産平泉・一関DMO、イーブレインズ(東京都渋谷区)と、「岩手県平泉町における『文化遺産を活用した観光による地域活性化』に関する連携協定」を締結した。

この協定は、REVICと観光庁が連携して2019年6月19日に設立した「観光遺産産業化ファンド」の活動の一環だ。同ファンドは、文化遺産や自然環境など地域の観光遺産を活用し、地方へのインバウンド誘客や地域の観光消費額の増加を図ることを目的としている。

今回の協定に基づき、5者は平泉町における「文化遺産を活用した観光による地域活性化モデル」の構築を目指した取り組みを進める。同地域の経済・雇用を支える基幹産業である観光業の発展と、文化遺産の保護・保全を両立させる活動を行う計画だ。事業の効果は、周辺地域や岩手県全域に波及させていく。

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