九州電力など 東彼杵町で共同プロジェクトの事業検討を開始

2019年12月13日、九州電力(月刊事業構想2020年1月号参照)は、長崎県東彼杵町で「Qでん にぎわい創業プロジェクト」の事業検討を開始したことを発表した。また同日、協業先の東彼杵人こともの公社(長崎県東彼杵郡)と覚書を締結した。

同プロジェクトは、九電グループの経営ビジョンに掲げた戦略の1つ「持続可能なコミュニティーグループ」の実現に向けた取り組みの1つ。持続可能な地域課題解決ビジネスを企画し、共同で実行することで地場産業の活性化と交流人口拡大・関係人口創出を目指す。協業先の団体の公募を2019年7月に行なっており、37団体から応募があった。今回の他のもう1団体は12月中に発表予定だ。

今後プロジェクトでは協業先の団体と、地域特産品を使った商品開発など、継続性のあるビジネスモデルの共同検討を行い、半年程度を目安に事業化を目指す考えだ。

Higashisonogi.png