グルーヴノーツ、三菱地所 AIによるごみ収集ルート最適化実証開始

グルーヴノーツ(福岡市、月刊事業構想2017年8月号参照)は、三菱地所と、量子コンピュータとAIを用いたクラウドサービス「MAGELLAN BLOCKS」による廃棄物収集ルート最適化の実証実験を開始したと2019年9月12日に発表した。概念実証(PoC)に相当するもので、三菱地所の東京・丸の内エリアのビルにおいて実施する。

グルーヴノーツは、 量子コンピュータによる組合せ最適化技術を持つ。これを用いて、丸の内エリアで三菱地所が管理するビルから発生するごみを効率的に収集運搬するルートを導き出す「廃棄物収集ルートの最適化分析」に取り組む。収集作業の効率化や車両走行距離の短縮につなげ、廃棄物収集・運搬業務における人手不足の解消や、低炭素化を実現することが狙いだ。

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