コギコギ 北海道上川郡東川町でインバウンド向けの実証実験を開始

2019年6月3日、コギコギ(東京都渋谷区、月刊事業構想2018年8月号参照)は、北海道上川郡東川町、旭川市、東神楽町を中心に、6月1日から訪日外国人旅行者向けにシェアサイクルの実証実験を開始したことを発表した。

東川町は「写真の町」「写真文化首都」と宣言して写真写りのいい町づくりを推進している。2018年の旭川空港国際ターミナル増設によって外国人観光客が増加してきている町でもある。手軽な移動手段を提供し、地域の魅力を知ってもらうことで、観光地としての認知を定着させることを狙い、シェアサイクルを導入することとなった。

今回の導入期間は2019年6月から10月までの5カ月間で、旭川空港、旭山動物園など7カ所に、合計30台の電動アシスト自転車を設置する。この実験を通し、気候やイベントなどの利用ニーズとコストの検証を行い、持続性のあるシェアサイクルの事業モデルを構築する予定だ。

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