完全自動運転車を開発するアセントロボティクス 日本マイクロソフトと協業

2019年5月29日、アセントロボティクス(東京都渋谷区、月刊事業構想2018年2月号参照)は日本マイクロソフトのクラウドであるAzureを自動運転テクノロジーの開発に活用するため、同社と協業することを発表した。

アセントロボティクスは、ドライバーを必要としない完全自動運転車の開発を進めるスタートアップ企業だ。3D空間で仮想的に車を走らせてAIに経験を積ませることで、より短時間に自動運転を実現するAI教育を行なっている。

今回活用することを発表したマイクロソフトのAzureは世界54の国・地域で展開されている。セキュリティ認証、データプライバシーの取り扱い、幅広いAI、IoTサービスを有することが採用の決め手になった。アセントロボティクスは完全自動運転のためのAI学習環境にこのクラウドを活用していく予定だ。

Acent1711.jpg