企業メセナ協議会 大和ハウス・JTBが事例を紹介

公益社団法人企業メセナ協議会は、2019年5月21日、「2018年度企業メセナ活動実態調査」報告会および企業活動紹介セミナーを都内で開催した。

冒頭に、同協議会調査部会会長の森実尚子氏(日本電気)より、2018年度の調査研究報告が行われた。その後、企業メセナを、社内浸透・株主理解、ブランディングへとつなげた企業2社の事例が報告された。

大和ハウス工業は、社名の由来である奈良・吉野山の桜保全活動「Daiwa Sakura Aid」や「桜プロジェクト」など、「ファンを獲得し、地域との信頼関係を構築」する取組を紹介した。続いてJTBが、創立70周年の節目に開始した「旅行文化講座」ほか、顧客に対する文化とのふれあいの場の提供など、地域の持続的な発展につながる支援活動の事例を説明した。また、立教大学教授の萩原なつ子氏をモデレータに、聴衆を交えた討論が行われた。

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