資生堂とアリババグループが戦略業務提携 杭州にオフィスを開設

資生堂は、中国子会社を通じて、Alibaba Group Holding Limited(アリババグループ)と戦略業務提携を締結したと2019年4月1日に発表した。中国浙江省・杭州のアリババグループ本社の近隣に、「資生堂×アリババ戦略連携オフィス」を開設。両社で協力して、中国市場向けの製品・サービス開発を目指す。

業務提携に基づき、資生堂の研究開発力と、アリババグループのビッグデータ、消費者に関する知見を融合することで、商品開発やマーケティング、Eコマース、CRMなどを幅広く強化していく。

共同開発商品の第1弾は、ヘア・ボディケアブランド「アクエア(AQUAIR)」のシャンプーとトリートメントを、2019年9月からアリババグループのEコマースサイト天猫で独占販売する。同社の天猫新商品開発センター(TMIC)と連携し、頭皮や枝毛などの悩みに対応する新商品を開発した。今後、共同開発する商品をさらに拡充していく計画だ。

ヘアケア.jpg