高知県山北エリア 地域が一体となって地域農業モデル構築へ挑戦

地域経済活性化支援機構(REVIC)は、2019年3月14日、高知県物部川地域の果樹生産者、ものべみらい(月刊事業構想2018年4月号参照)、高知県農業協同組合、香南市、井上石灰工業、四国銀行と、「『未来の地域農業モデル』構築に向けた包括的連携協定書」を締結した。

高知県物部川地域の「山北エリア」において、農業分野における高齢化による生産人口の減少、所得の伸び悩みなどの課題を、地域の官民が一体になって解決することを目的としたもの。同地域は、2015年10月にREVICと四国銀行などが設立した「高知県観光活性化投資事業有限責任組合」における、「観光」と「6次産業化」を軸とした面的活性化のパイロット地域になっている。

連携協定に基づき、REVICとものべみらいは、このモデルを実現する新会社の設立を支援する。今回の協定は、地域のステークホルダーを束ねる地域マネジメント・ノウハウや、企業・事業の設計・運営ノウハウ、ものべみらいのマーケティング・販売機能を活用して提案したものだ。

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