カウリス、関西電力 「規制のサンドボックス」認定取得

カウリス(東京都千代田区)と関西電力は、2019年3月6日、経済産業省の「規制のサンドボックス制度(新技術等実証制度、関連記事)」の認定を取得した。金融と電力データを活用する事業に関するものだ。

両社が提出した新技術等実証計画は、不正な銀行口座の開設を防止することを目指している。カウリスはこれまで、インターネットサービス事業者からIPアドレスなどの情報を収集し、口座開設を申請したユーザーが本人であるかどうかを確認する「なりすまし検知サービス」を金融機関に提供してきた。今回認定を受けた実証計画では、カウリスの不正アクセス検知の技術に加え、関西電力の保有する電力設備情報の一部を組み合わせることで、より確度の高いリスク情報を提供する。また、この新しい不正検知システムは、セブン銀行で活用する。

電気料金.jpg