新潟県 県南部広域観光ブランドの確立に向け検討会を設置

新潟県は、上越・糸魚川・妙高広域観光ブランド確立に向け、「上越・糸魚川・妙高広域観光ブランド推進検討会」を2019年2月19日に設置した。検討会は、上越市、糸魚川市、妙高市、上越観光コンベンション協会、糸魚川市観光協会、妙高ツーリズムマネジメント、新潟県糸魚川地域振興局、新潟県上越地域振興局が構成する。

検討会設置の目的は、同エリアの広域観光ブランドの確立のため、地域固有の価値を高めていくこと。観光振興・地域振興を広域で推進することで、交流人口、宿泊者数を増加し、域内経済循環(地産地消等)による住民所得の向上を図る。
海と山が近接する環境と、それが育てた食文化を地域の独自価値とし、体験型リゾートとしてのブランドを打ち出す計画だ。

検討会の設置に先立ち、2017年1月から行政側で取組を開始し、2018年4月からは観光協会などを加えて、意見交換会やワーキングチームの開催などで継続的にディスカッションを重ねていた。2019年3月14日には、観光関連事業者などを対象としたセミナーを、上越市で開催する。

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