フィンテックと規制の効率化がテーマ フィンサム2018&レグサムを開催

金融庁と日本経済新聞社は、金融や規制の効率化を議論するイベント「フィンサム2018&レグサム」を2018年9月25~28日まで、東京・大手町と丸の内地区で開催する。9月25日の開会式で、主催者として挨拶した日本経済新聞社常務取締役の平田喜裕氏は、「今回の特徴は、レグテックの要素を前面に打ち出したことと、スタートアップ創業者による講演、PERSON OF FIN/SUM2018の実施」と説明した。

規制対応コストを下げる技術、レグテックをフィンテックと組み合わせることで、新しい金融のしくみの社会実装が加速できることから、両分野の関係者を同イベントの場で交流させ、情報交換を促進する。また、PERSON OF FIN/SUM2018は、会期の4日間で29人のスタートアップ創業者が、「私が200億円の資金調達を必要とする理由」を共通テーマに18分間のプレゼンテーションを行うイベントだ。

「フィンサム2018&レグサム」では28日までの4日間、丸ビル、新丸ビル、三菱ビル、大手町フィナンシャルシティなど7会場で200のプログラムを実施する。ワークショップには国土交通省や特許庁、日本銀行もセッションを持つ。

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