総務省 2018年度5G総合実証試験を発表 大容量や超低遅延など

総務省は、2018年度5G総合実証実験の内容を2018年9月14日に公表した。2020年の5Gの実用化に向けて、技術目標を設定し、幅広い分野の課題解決を目的としたもの。

今回掲げた技術目標は6つ。「端末平均2-4Gbpsの超高速通信の実現(基地局あたり平均4-8Gbps)」、「高速移動時において平均1Gbpsを超える超高速通信の実現」、「屋内において平均2Gbpsを超える超高速通信の実現」、「高速移動時において無線区間1ms、Endto-Endで10msの低遅延通信の実現」、「端末上り平均300Mbpsを確保しつつユーザーニーズを満たす高速(基地局あたり平均2Gbps超)」、「100万台/km2相当の高密度に展開された端末の多数同時接続通信の実現」だ。

実証実験には、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなどの通信事業、自治体、鉄道会社、レジャー施設運営会社などが参加する。

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