JR東、日立など 電車とその他交通手段シームレス利用に向け実証を開始

東日本旅客鉄道と日立製作所は、電車、シェアサイクル、タクシーなどの各種モビリティサービスをワンストップで利用できるスマートフォンアプリ「Ringo Pass」の実証実験を開始した。2018年9月4日に発表した。アプリの開発、UI/UX設計・デザイン・ロゴ制作はチームラボが担当した。

Ringo Passでは、駅周辺で利用可能な交通サービスを一括して検索でき、シェアサイクルやタクシーなどを利用する際にも、複数のアプリを個別で登録する必要がない。支払いはアプリのネット決済で完了する。将来は、より幅広い交通手段に対応させることや、JR東日本アプリ、モバイルSuicaなどとの連携を目指す。

実証実験は、都内の10法人、200人程度の参加により実施する。シェアサイクルはドコモ・バイクシェアによる都内9区、470カ所のサイクルポートが、既に対応している。タクシーは国際自動車が営業する都内23区および武蔵野市、三鷹市の3600台が、2018年11月から同アプリに対応する予定だ。

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