埼玉りそな銀と理研 科学技術振興とイノベーション創出で連携

埼玉りそな銀行と理化学研究所は、2018年7月25日、科学技術振興とイノベーション創出活動における連携で覚書を締結した。

両者は、(1)科学技術の振興とイノベーション創出活動の推進に関わる情報交換、(2)技術コンサルティングなどを通じたイノベーション創出、(3)ベンチャー企業の創業支援、起業家の育成などで連携・協力することになっている。

今回の覚書締結に基づき、理研は埼玉りそな銀行が主催するセミナーなどに専門家を参加させるなどして協力する。また、埼玉りそな銀行は、地元企業と理研のマッチング支援や、新たな産業連携のしくみづくりへ協力する。

覚書に基づく取組として、埼玉りそな銀行は、「埼玉りそなCSR私募債~理研SDGs応援ファンド~」の取扱いを開始した。同ファンドでは、顧客が発行する私募債の発行額の0.2%を、埼玉りそな銀行から理化学研究所に寄附する。発行金額は5000万円以上で、取扱総額は50億円を予定している。

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