ディスカバー農山漁村の宝シンポジウム開催 第5回の応募も受付

農林水産省は2018年7月4日、カンファレンスブランチ銀座(東京都中央区)で「ディスカバー農山漁村の宝」シンポジウムを開催した。有識者の基調講演と、過去の選定地区によるパネルディスカッションを行い、今後の取組にむけた議論を深めると共に、第5回の募集につき告知を行った。

「ディスカバー農山漁村の宝」とは、日本の地域が有する潜在力を引き出すことにより、地域活性化・所得向上に取り組んでいる優良事例を選定し、全国に発信する取組である。これまでに優良事例111地区を選定し、選定地区は各分野において更に活動を推進している(月刊事業構想2017年2月号参照)

基調講演には、事業構想大学院大学の田中里沙学長が登壇。広告・マーケティングの観点から「地域ブランド価値を高める、情報発信のポイント」に関し、「地域×デザイン展」や「ふるさとグローバルプロデューサー」などの実践事例を交えて講演した。後半のパネルディスカッションでは、座長の林良博氏(国立科学博物館 館長)の司会で、座長第1回から第4回までの選定地区5団体が登壇し、その後の進捗報告と、取組の拡大に向けた意見交換を行った。

第5回の募集は既に開始しており、8月13日まで受付中。詳細は特設ウェブサイト参照。

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