神奈川県 クレジットカードのポイント寄付で1000万円を集める

神奈川県は、クレディセゾンの永久不滅ポイントによる同県動物保護センターへの寄付額が1000万円を超えたことを、2017年11月28日に発表した。

 

神奈川県の動物保護センターは、40年以上前に、多くの犬を殺処分するために建築された建物であるため、保護した動物の飼育やボランティア活動の拠点としては使用しにくい上、老朽化が進んでいた。神奈川県では、この建物を建て替え、動物の保護、譲渡、動物愛護の拠点とするため、整備費用の寄付を募っている。その活動の一環として、2017年3月にクレデイセゾンと覚書を締結。同社のクレジットカードのポイントである、永久不滅ポイントでも寄付ができるようにしていた。

 

センターに保護された動物の引き取り手を探すためには、多くの人の協力が欠かせない。動物愛護に関心を持ってもらうためにも、神奈川県では寄付の窓口を広く設けている。動物保護センターへの寄付は、ふるさと納税や、三井住友カードなど他クレジットカード会社のポイントなどでも受け付けているほか、過去にはクラウドファンディングを実施した。

Kanagawa_animal.jpg