千葉県 クラウドファンディングの初期費用補助対象を採択

 

千葉県は、「千葉ふるさと投資活用支援補助金」の第1回目の審査結果を2017年11月24日に発表した。3件の事業が採択された。この補助金は、クラウドファンディングによる資金調達で新事業を行う中小企業に対して、その初期費用の一部を助成するもの。

 

採択された事業は、(1)廃校を利用したコミュニティスペースの開設、(2)幕張ブルワリー 自社醸造事業、(3)千葉県産日本酒の認知度向上事業。(1)はパクチー(千葉市)が実施事業者、クラウドファンディング事業者はCAMPFIREで、廃校となった勝浦市の旧清海小学校の教室を、地域の高齢者や子供が利用できるコミュニティスペースとして整備する。(2)は幕張ブルワリー(千葉市)が、ミュージックセキュリティーズのプラットフォームを用いて資金を募る事業で、米ポートランドの醸造技術者を招聘して、地元の原料でクラフトビールを製造する。(3)は千葉県日本酒活性化プロジェクト(茂原市)が、Makuakeにより資金調達する事業で、千葉県の酒蔵3社(木戸泉・藤平・東灘)が、同じ農家が生産した酒米を用いて、同じ条件で酒造りを行い、飲み比べをするものだ。

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