国交省 秋田県八峰町・能代市沖を洋上風力促進区域に指定

国土交通省は2021年9月13日、洋上風力発電などの設備を整備する「海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域」として、秋田県八峰町及び能代市沖を新しく指定した。今後、「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」(再エネ海域利用法)第13条に基づき、公募占用指針を策定し、同促進区域内の海域において発電事業を実施する者を公募する。

また、早期に促進区域に指定できる見込みがあり、より具体的な検討を進めるべき「有望な区域」として、新たに4カ所を追加した。新しく追加されたのは秋田県男鹿市・潟上市及び秋田市沖、山形県遊佐町沖、新潟県村上市及び胎内市沖、千葉県いすみ市沖。既に有望な区域に指定済みの青森県沖日本海(北側)、青森県沖日本海(南側)、長崎県西海市江島沖とあわせて7カ所になった。

国交省ではこの他、将来的に有望な区域となりうる区域を「一定の準備段階に進んでいる区域」として10カ所挙げている。