消防設備メンテDXのBit peepsへ フューチャーVCが投資

フィーチャーベンチャーキャピタル(京都市中京区)は、神戸信用金庫と共同で設立したこうべしんきんステップアップ投資事業有限責任組合より、消防設備メンテナンスのDX化に取り組むBit peepsに投資を実行した。2021年12月15日に発表した。これにより同ファンドからの投資は13件となった。

Bit peepsは、独自のICT/IoT技術を活用して、現場の省人化・生産性の向上・DXを提供している企業。特に、テクノロジーが行き届きにくい現場・業務・顧客の存在する現場に対して、プロセスを分析・検討・考慮した提案を行っている。

同社がターゲットとしている消防設備の点検業務は人手不足が深刻な現場であり、点検が義務化されているにも関わらず、実施率は約50%だ。そこでBit peepsは、IoT機器「テンケンウォッチャ」を開発し、消防設備の点検業務の大半を占める火災感知器点検の省人化を促している。点検業務の生産性向上は、消防設備の点検業務の実施率改善に寄与する可能性がある。