エアモビリティ 空飛ぶクルマと部品メーカーを結ぶ世界初のECサイト開設

エアモビリティ(東京都港区)は2023年3月13日、eVTOL(空飛ぶクルマ)/ドローンメーカーと部品メーカーを結ぶ世界初のeコマースサイト「AeroMall」を開設した。

「AeroMall」は、海外のeVTOL/ドローンメーカーが必要とする部品メーカーを検索し、仕様の確認から発注までを行うことができるサービス。また、eVTOL/ドローンメーカーからの技術照会を入手した部品メーカーは、特殊仕様製品の開発につなげることもできる。部品の発送に際しては、安全保障貿易管理や各種保険などの支援も行い、納品に至るまでを安心確実にサポートする。

eVTOLは、2025年の大阪万博で商用運航が予定されており、2030年には全世界の市場規模が300億ドルに達すると言われている。現在、400社とも言われるeVTOLメーカーは激しい開発競争を繰り広げており、自動車や航空機用で実績のある日本の部品メーカーに対する関心は高く、日本の部品メーカーも同市場への参入の機会を探している。そのような状況から、両者を結びつけるマッチングサービスへの期待が高まっており、エアモビリティはeコマースサイトの開発を進めてきた。同社は、今後も「空飛ぶクルマ」に関する様々な事業を展開していくとしている。

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