社会情報大学院大が社会構想大学院大に名称変更 来年4月から
先端教育機構 社会情報大学院大学は、2022年4月より大学名を「社会構想大学院大学」へと変更する。同時に、研究科のうち広報・情報研究科を「コミュニケーションデザイン研究科」へ名称変更し、専攻・学位名も変える。教育研究領域の拡大に伴うもので、8月25日付で文部科学省へ届出を行った。
社会情報大学院大学は2017年4月に日本唯一の広報・情報の専門職大学院として開学し、2021年4月で5年目を迎えた。コミュニケーション領域の高度専門職業人養成に取り組んできたところ、企業の広報担当者に留まらず、経営企画部門やマーケティング部門など入学者の背景の多様化が進んでいる。
2018年度には附属研究所として「先端教育研究所」、および同所が運営する「実務家教員養成課程」を設置、2021年4月には「実務教育研究科」を設置した。教育研究領域は「社会情報」を超え、幅広い視点から社会と組織のグランドデザインを提言するものとなっていることから、名称変更を行うことになった。
併せて、同大学院の広報・情報研究科 広報・情報専攻については、コミュニケーションデザイン研究科 コミュニケーションデザイン専攻となる。グローバルなコミュニケーション戦略の立案に向けた教育研究を実施していることなど、入学者・教育課程の実情を踏まえ、国際的に通用する名称へと変更する。