ベネッセ、ビービット デジタルサービスのUX向上へ資本業務提携

ベネッセホールディングスとビービット(東京都千代田区、月刊事業構想2018年10月号参照)は、資本業務提携契約を締結したと2023年5月29日に発表した。これに先立つ5月19日、ビービットの社外取締役にベネッセホールディングス Digital Innovation Partners DXコンサルティング部 部長の水上宙士氏が就任している。出資は、ベネッセホールディングスのCVCであるBenesse Digital Innovation Fund(DIF)から行う。

ビービットは、ウェブサイトやアプリの使いやすさを向上するコンサルティング業務とサービスを提供している企業。すでにベネッセのサービスのUX改善の実績がある。進研ゼミ小学講座のタブレット教材「チャレンジタッチ」や、小中学校の先生・生徒向けのタブレット学習ソフト「ミライシード」、介護現場の高スキルスタッフの課題解決力をすべての現場に提供する「マジ神AI」のUX改善に両社で取り組んできた。今回の資本業務提携に基づき、ベネッセのデジタルサービスの飛躍的なUX向上を目指す。