WOWOW、ドコモ 映像配信「Lemino」を共同事業化、コンテンツ拡充へ
WOWOWとNTTドコモは、ドコモの映像配信サービス「Lemino」を両社の共同事業とし、運営を担う新会社「株式会社WOWOW Lemino(予定)」を2026年10月1日に設立すると発表した。2026年6月15日に両社が結んだ資本業務提携に基づく取り組みだ。
新会社では、両社の強みを組み合わせる。WOWOWは長年培ってきたコンテンツの調達・制作力やプロデュース力を提供する。ドコモは会員基盤や会員サービス、販売チャネル、イベント会場などのアセットを持ち寄る。これらを組み合わせてラインナップを大幅に拡充し、映像配信を超えたエンターテインメント体験の提供や、世界で通用するIPの創出を目指す。
新会社は主に4つの施策に取り組む。1つ目はコンテンツの拡充だ。UEFAチャンピオンズリーグや木下グループジャパンオープンテニスなどのスポーツ中継、新旧100作品を超えるWOWOWオリジナルドラマ、音楽ライブを順次Leminoで配信する。
2つ目はデジタルとリアルを組み合わせた体験づくり。ドコモの会場などを活用し、独占コンテンツ、チケットの先行販売、限定グッズ、イベントを組み合わせる。これにより、作品のファンをサービス自体のファンへと育てる「ファンダム」の形成を図る。
3つ目は顧客接点の拡大だ。Leminoは2026年2月から、料金プラン「ドコモ MAX」「ドコモ ポイ活 MAX」の選べる特典に加わった。対象プランの契約者は、追加料金なしで映像コンテンツを視聴できる。今後もこうした通信プランや会員サービスとの連携で視聴機会を増やす。
4つ目はグローバルIPの創出。アーティストやクリエイター、アスリート、権利者と共に成長する形で、オリジナル作品やIPを企画・開発し、国内に加えて海外展開も視野に入れる。
新会社の本社は東京都港区赤坂に置き、社名と役員は10月1日開催予定の株主総会などを経て正式に決定する。