双日とロイヤルホールディングス　カフェ運営の新会社設立

双日とロイヤルホールディングスは2023年3月16日、カフェ事業の運営および展開を目的とした合弁事業会社「双日ロイヤルカフェ株式会社」を設立したと発表した。また、双日ロイヤルカフェは COSTA INTERNATIONAL LIMITED（コスタインターナショナルリミテッド）より、コーヒーカフェブランド「COSTA COFFEE（コスタコーヒー）」の日本市場における店舗開発・運営の独占的フランチャイズ権を取得した。

双日とロイヤルホールディングスは2021年2月15日に締結した資本業務提携に基づいて戦略的パートナー関係を構築しており、今回の事業会社設立もその一環。双日ロイヤルカフェでは、日本のカフェ市場に本格参入することになるCOSTA COFFEE店の店舗展開（直営店およびフランチャイズ）を計画しており、関東を中心に出店開始し、将来的には日本全国でフランチャイズ展開の上、国内主要カフェチェーンとしての地位確立を目指していく。

COSTA COFFEEは1971年、イタリア出身のセルジオとブルーノのコスタ兄弟がロンドンで創業。現在イギリス・アイルランドで2800店舗以上、世界各国で1100店舗と、45カ国で展開するコーヒーブランドとなっている。50年にわたり、COSTA COFFEEはオリジナルブレンド豆を使用した手淹れのコーヒーを提供してきており、ヨーロッパNo.1のカフェブランドとして親しまれている。2019年にCOSTA COFFEEはコカ・コーラグループに買収され、カフェやエクスプレスマシーン、消費財製品を通してさらにグローバルに販売網を拡大している。