EV充電インフラ整備のプラゴ、セイタロウデザイン 資本業務提携

プラゴ(東京都品川区)は、国内外で企業のデザインブランディングを中心に、多岐にわたるアートディレクション・デザインワークスを手がけるセイタロウデザイン(東京都目黒区)と資本業務提携を締結した。2021年8月4日に発表した。プラゴはEVでの移動の目的地施設での充電インフラ整備を中核とした、EV・PHVユーザー向けおもてなしサービスを提供する企業。

目的地充電における施設、およびユーザーメリットの認知向上、EV充電インフラ普及の課題に取り組むことが急務と考え、プラゴにセイタロウデザインが資本参加する形で資本業務提携することになった。EVユーザーのライフスタイルやニーズに沿ったサービスや街づくりにおいて、セイタロウデザインのデザイン力とプラゴの技術力とを連携させ、新しい自動車社会のために協働していく。プラゴの製品であるプラゴウォールやプラゴバー、コンセプトモデルであるプラゴブロックについては、既にセイタロウデザインがデザインで協力している。

駐車時間の長い施設(自宅、勤務先、宿泊施設など)の普通充電装置で充電できれば、EVの運転者は出発時には満タン状態で発車できる。急速充電に比べて設置費用が抑えられ、バッテリーにも負担が少ないというメリットがあることから、このような目的地に特化した普通充電装置の普及をプラゴでは進めている。

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