松竹グループ　未来の映画館を共創するスタートアップを募集

松竹グループのコーポレート・ベンチャー・キャピタルである松竹ベンチャーズ（東京都中央区）は2023年12月1日、スタートアップとともに松竹グループの課題を解決し、未来の映画館の在り方を共創するプロジェクト「未来創造プログラム2023」を開始した。 

同プログラムは、松竹グループの特定の部署やグループ会社が抱く悩みや、描く未来像に注目し、それらの解決や、未来像の実現を一緒に担っていけるスタートアップ企業を募集するプログラム。特定の部署やグループ会社に注目することで、部署やグループ会社の業務内容や業務上の悩みについてスタートアップにより深く知ってもらい、事業共創の速度を加速させることを目的としている。スタートアップと事業部門のメンバーによるチーム体制を構築してPoCを実施し、中長期的に共創する可能性が高い場合は、積極的に出資を検討する。

第1回目となる今回は、映画館の企画・開発・運営等を行う松竹マルチプレックスシアターズ（東京都中央区）が抱く悩みや描く未来像について、共創アイデアを広く募集する。募集テーマは、「映画館従業員の業務効率化を実現するテクノロジー」「お客様への新たな価値提供を実現する売店運営」「劇場の特性を活かした遊休地の活用方法」「新たな映画館の出店を実現する提案」の4つ。2023年12月1日よりスタートップの募集を開始し、2024年1月15日まで応募を受け付ける。