東京ドーム 22年3月稼働に向けて、過去最大級のリニューアルとDXを実施

読売新聞グループ本社、読売巨人軍、東京ドーム、三井不動産は、東京ドームのリニューアルを実施することを2021年12月13日に発表した。

これまでの約4.4倍の面積となる国内最大級のメインビジョンの新設や、入場ゲートおよびコンコースのデザイン刷新、多様な観戦スタイルに対応した新たな観客席の設置に加え、完全キャッシュレス化や顔認証技術導入などでデジタル技術を導入する。2022年3月の読売ジャイアンツオープン戦での稼働開始を予定している。それに加え、新たな演出や、試合前やイニング間のアトラクションのリニューアル、球場内でのサウンド体験の向上なども行う。場内・外の飲食店舗の一部リニューアルと、新しい定番メニューの開発、選手コラボメニューの充実などについても進めていく予定だ。

東京ドームは1988年の完成以来、人工芝の張替えや外野フェンスの改良、スコアボードの時代に合わせたリニューアルや客席のバリアフリー対応、パーティルームの開設など、様々な設備の更新を実施してきた。今回のリニューアルは、その中でも最大規模のものとなる見込みだ。

TokyoDome

メインビジョンイメージ図(ライト方向より、竹中工務店提供)