150社が参加、日本最大のCVCコミュニティが発足 ブルーサークル

スタートアップ支援事業を展開するブルーサークル(東京都渋谷区)は2023年1月18日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)コミュニティ「FIRST CVC」を発足したと発表した。150社、200名以上のCVCのキャピタリストが参加し、CVC向け勉強会・ネットワーキングイベントの開催やCVCに関する調査・広報活動、スタートアップとのマッチングなどの活動を行う。 

「FIRST CVC」は2021年よりクローズドなコミュニティ活動として開始し、このほどみずほ銀行、EY新日本有限責任監査法人、宝印刷などの賛助会員からの支援を受け正式に発足した。

スタートアップに投資を行った事業会社の数は2021年に764社となり、9年前から3倍以上に増加、CVCファンドの新設も相次いでいる。その結果、スタートアップ投資における国内資金の32%をCVCが占めるようになった。一方。スタートアップコミュニティとの距離の遠さや、投資経験の浅さなどにより、資金量の割にCVCの存在感は相対的に低く、起業家・スタートアップから投資主体としての十分な認知や期待を得られていない現状もある。 

「FIRST CVC」は、CVC同士が連携し共に学ぶ場を提供することで、日本のオープンイノベーションとスタートアップ投資を加速するコミュニティとして、多角的に活動していく。

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「FIRST CVC」概要