シェアリングのプラットフォームアプリ「ShareSPOT」がサービス開始

一般社団法人シェアリングエコノミー協会は、2022年11月1日、国内シェアリングサービスの現状を紹介し、将来像を議論するイベント「SHARE SUMMIT2022」を開催した。このイベント内で、複数のシェアリングサービスを1つのアプリで利用できるプラットフォーム「ShareSPOT」についても公表した。

ShareSPOTは、モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を手掛けるINFORICH(東京都渋谷区)が開発した。連携パートナーとしては、シェアリングエコノミー協会のほか、自転車シェア運営のドコモ・バイクシェア、傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開しているNature Innovation Group(月刊事業構想2019年8月号)などが参画している。すでにChargeSPOTとドコモ・バイクシェアのシェアサイクル、アイカサはプラットフォーム上で使用できるほか、利用可能なシェアリングサービスを随時追加していく予定だ。

INFORICH社長の秋山広宣氏(写真)は記者会見で、「複数のシェアリングサービスを同時に使用している場合でも、それぞれの利用状況が1画面で分かるようにした。サービスの枠を超えたポイント制を導入し、あるシェアリングサービスで貯めたポイントを別のシェアリングサービスでも使えるようになっている」などと、異なるサービスの相互送客が可能なプラットフォームアプリの利点を強調した。

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