Liquitous 横瀬町で参加型合意形成プラットフォームの実証を実施

Liquitous(横浜市)は、埼玉県横瀬町と、オンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid(リクリッド)」の実証実験を開始することを、2021年11月30日に発表した。今回の実証実験は、横瀬町官民連携プラットフォーム「よこらぼ」へLiquitousが採択されたことで実現した。

「Liqlid」は、Liquitousが独自に開発した、「じっくり話して、しっかり決める」がコンセプトの、対話・熟議に基づく参加型合意形成プラットフォーム。Webアプリケーションとして、「アイデアを出す」「共同で文書を作り上げる」「意向調査を行う(投票)」「結果が表示・保存される」という段階を一貫して実行できる。

横瀬町「よこらぼ」における実証実験では今後、プラットフォーム上で議論するテーマや期間を定める。実証実験の進展に応じて、議論テーマや参加対象を変更し、段階的に実施していく。さらに、「Liqlid」の提供のみならず、オンライン・ファシリテーションやワークショップなどを行い、横瀬町の住民が実証実験に参加するための様々な機会を提供していく。

Liquitousでは、実験を通して、「Liqlid」を活用した合意形成プロセスの汎用性を確立すると同時に、より効果的な運用方法の検証や機能改善を図っていく考えだ。

埼玉県横瀬町