EV モーターズ・ジャパン 西鉄、第一交通から3億円を調達 

EV モーターズ・ジャパンは、2022年4月12日、第三者割当増資により3億円を資金調達した。西日本鉄道(西鉄)、第一交通産業が引受先となった。

西鉄とは、バス整備事業に加え、リユースバッテリーやフレキシブルソーラーパネルなどを活用したエネルギー領域におけるEVモビリティに関する新規事業の創出に向けて連携していく。第一交通は、既にEV モーターズ・ジャパンの小型コミュニティEVバスを購入しているが、更なるバス購入を検討するという。さらに、小型トラックをベースとしたEV乗合バスを共同開発し、その全国的なネットワークを活かしての販売展開も協議中だ。

EV モーターズ・ジャパンは、2022年9月の資金調達以降、EVデモ車・試作車両の製作・増員による体制の強化を進めてきた。今後は、商用EV量産体制の準備に着手し、独自のバッテリー制御技術で更なる商用EVの開発・製造を進めていく。バス・トラック・トライク(三輪車)の商用ユーザーのEV化ニーズに対応する、車種ラインナップを増やす商品開発に投資していく。