箱根に日本初のオークラリゾートブランドのホテル 2029年開業
西松建設とホテルオークラは2025年12月8日 、日本を代表する温泉地である箱根において、「オークラリゾート 箱根強羅」を2029年に開業すると発表した。西松建設が当該地および建物を開発・所有し、ホテル運営をホテルオークラに委託するもので、同ホテルは日本初のオークラリゾートブランドのホテルとなる。
「オークラリゾート 箱根強羅」のロビーイメージ
「オークラリゾート 箱根強羅」は強羅エリアの、明星ヶ岳を中心とする箱根の山々に臨む風光明媚なロケーションに位置。夏には、箱根三大祭りにも数えられる「箱根強羅温泉大文字焼」を正面に鑑賞することができ、季節を通して眼前に広がる雄大な自然に寄り添い、身近に感じる滞在ができる。西棟と東棟の2つの建物で構成されたホテルは全58室で、全室に露天風呂を備えている。ホテル全体のデザインは、フランス出身デザイナーのグエナエル・ニコラ氏が率いるデザインスタジオが担当し、強羅の豊かな自然環境と調和する洗練された空間を創出する。
オークラリゾートは、ホテルオークラが長年にわたり継承してきた「日本の美意識」と「和の心に根差したもてなしの精神」を礎としたリゾート領域における新たなブランドとなる。同社は現在、オークラ ホテルズ & リゾーツとして、オークラ ヘリテージ、オークラ プレステージ、ホテルオークラ、オークラリゾートの4ブランド、ニッコー・ホテルズ・インターナショナルとして、グランドニッコー、ホテルニッコー、ニッコースタイルの3ブランド、これにホテルJALシティを加えた8ブランドを展開。子会社であるオークラ ニッコー ホテルマネジメントにより、国内 53、海外 26 の合計 79 ホテル、総客室数 23,605 室を運営している。