日本オープンイノベーション大賞 無人運航船システムなどが受賞

内閣府は2023年1月24日、「第5回日本オープンイノベーション大賞」の受賞者を発表した。内閣総理大臣賞は、高専生の技術とアイデアでアフリカの社会課題解決を目指す「JICA 高専オープンイノベーションチャレンジ」が受賞。その他、無人運行選やバイオマスプラスチック開発、新型コロナ対策などが受賞した。 

経済産業大臣賞は、ブタ用経口ワクチン・飼料添加物を実用化したKAICO、九州大学、双日の3者に贈られた。国土交通大臣賞は、無人運航船システムを開発した日本海洋科学、MTI、日本郵船、三菱総合研究所が受賞。文部科学大臣賞は、理化学研究所やダイキン工業などの、スパコン「富岳」による新型コロナ飛沫感染リスク評価のDXと社会実装が受賞した。環境大臣賞は、環境に優しいバイオマスプラスチックを用いたPTP包装を実用化したアステラス製薬、三菱ケミカル、CKDが受賞した。 

日本オープンイノベーション大賞は、オープンイノベーションの取り組みで模範となるようなもの、社会インパクトの大きいもの、持続可能性のあるものについて、担当分野ごとの大臣賞、長官賞、経済団体、学術団体の会長賞等の表彰をするとともに、各賞の中で最も優れたものを内閣総理大臣賞として表彰する。

ニュース②表 

日本オープンイノベーション大賞の受賞プロジェクト(一部)