ユーグレナ サステナビリティを主題とするSF小説を作家と共作

ユーグレナは、サステナビリティをテーマにした文学の新ジャンル「SF(サステナビリティフィクション)小説」4作品を2022年12月22日に公開した。早川書房(東京都千代田区)の協力のもと、現役SF作家4人と、ユーグレナCEOの永田暁彦氏ほか経営陣がコラボレーションして制作したもの。

公開したのは4作品。ショートショート作家の田丸雅智氏とユーグレナ社長の出雲充氏による「貧困の博物館」、「ハロー・ワールド」などの作品があるSF作家の藤井太洋氏(月刊事業構想2021年11月号参照)と永田氏がコラボした「モラトリアム」、ガンダムノベライズや架空戦記を多数執筆している林譲治氏と執行役員CTOの鈴木健吾氏による「共棲の始まり、そして未来」、日本推理作家協会賞を受賞した「博物館惑星」シリーズの菅浩江氏と執行役員 バイオインフォマティクス事業担当の高橋祥子氏による「幸せな長い人生」。

永田氏は「ユーグレナによるバングラディシュの貧困層の栄養状態の改善や、バイオジェット燃料など、15年前には妄想だと言われたことを一歩一歩実現してきました。サステナビリティフィクションを示すことで、皆が人類のより良い未来を描くことに本気で取り組めるようにしたいと考えました」と話した。

4つの作品は、特設サイトで公開するほか、「二子玉川 蔦屋家電」(東京都世田谷区)で2023年1月5日まで展示する。

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