東北電力と事業構想大学院大学 地域課題解決人材育成「地域活性構想ラボ」始動 青森県で先行実施

学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学(本部:東京都港区、学長:田中里沙)は2025年11月26日、東北電力株式会社(本店:宮城県仙台市、代表取締役社長 社長執行役員:石山一弘)と連携し、地域課題解決に取り組む人財を育成するプロジェクト「地域活性構想ラボ」を2026年度より開始すると発表した。同日より、本プロジェクトに参加するプロジェクト研究員の募集を開始している。

地域活性化の"種火"となる人財を創出

同プロジェクトは、東北電力が掲げる経営理念「地域社会との共栄」に基づき、同社が進める「地域課題解決に向けた取り組み」の一環として実施されるもの。事業構想大学院大学は高等教育機関として、新規事業開発・人材育成に関する教育研究資源の提供を通じて貢献する。本プロジェクトは2026年度より青森県にて先行実施し、実施状況等を踏まえながら、他県への展開を予定している。

青森県内のビジネスパーソン等を対象に募集

「地域活性構想ラボin青森(第1期)」は約1年間のプログラムで、実施期間は2026年5月から2027年2月まで。青森市内会場およびオンラインでの開催を予定しており、全24回(各回4時間)の研究会を通じて、大学院の体系化された「事業構想カリキュラム」に基づき、地域活性化につながる構想計画を各自策定する。担当教員は、事業構想研究所客員教授の立松博史氏。

募集対象は、青森県内に勤務または居住し、本プロジェクトでの学びを実践して「地域をより良くしたい」という強い思いを持つ方。青森県内で事業活動を営む企業の経営者・社員、自治体・団体職員、社会起業家などを幅広く募集する(業種・企業規模は不問、個人事業主も可)。募集人数は10名程度。参加費用は無料(会場までの交通費、宿泊費等は自己負担)。

応募受付期間は2025年11月26日(水)から2026年3月31日(火)まで。選考結果は2026年4月15日(水)までに通知される予定。

3月に青森・八戸で体験イベント「オープンキャンパス」開催 

プロジェクトの開始に伴い、2026年3月に青森市内および八戸市内で体験イベント「オープンキャンパス」を開催する。当日は、事業構想にかかわるミニ講義の体験や、大学院の教員・修了生による座談会などが実施される予定。

【オープンキャンパス開催概要】
青森市会場:2026年3月6日(金)13時~16時、3月7日(土)9時30分~12時30分 場所:ワ・ラッセ 交流学習室

八戸市会場:2026年3月13日(金)13時~16時 場所:はっち シアター1

※参加費は無料。

▼「地域活性構想ラボ」特設サイト・応募フォーム
https://mpd-design-lab.jp/aomori