丸井グループ 海外フードテックブランドの日本展開をサポート

丸井グループは2022年6月29日、日本初上陸の海外のフードテックブランドである「Agrain」(アグレイン)と「CookingPal」(クッキングパル)の日本進出をサポートしていくと発表した。また、新宿マルイ本館B1にて2022年7月1日~15日にかけて、サステナブルで新しい食を体験できる「フードテックイベントを開催し、「Agrain」「CookingPal」とともに国内の注目フードテックブランド7社のプロダクトを紹介する。 

デンマーク発の「Agrain」は、ビールやウイスキーの醸造所より廃棄される、副産物の「麦芽粕(使用済み穀物)」を使って、新たな付加価値を生むアップサイクルフードブランド。ビールやウイスキーの醸造に使われる穀物や大麦に加えて、ライ麦、小麦、オーツ麦の麦芽粕を使ったクラッカーやスナック、グラノーラなどを販売している。

アメリカ発の「CookingPal」は、「忙しくて料理に時間をかけられない」「健康的な食事がなかなか取れない」という人をターゲットに、簡単で栄養のある食事を届け、未来の料理をつくり出すことを目指すフードテックブランド。究極の使いやすさを追求したオールインワンの調理家電「Multo」には1台で15種類以上の調理機能があり、食材を入れるだけで、下準備から調理、掃除まで自動で行ってくれる。また、全機能が付属の専用タブレットまたはスマホアプリで遠隔操作ができることも特徴だ。

日本では馴染みが薄いが、海外で急速に浸透しているフードテックは、社会課題の解決や健康へのアプローチの面から、注目を集めている。丸井グループは「すべての人が食を楽しめる社会」を目指しているが、その一環として、海外のフードテックブランドを選りすぐって日本での事業展開をサポートし、新しい「食」との出会いの場を提供していくという。

丸井G2206

「CookingPal」のオールインワン調理家電「Multo®」