貢献報酬可視化のクエストリー、ヤマハミュージックと資本業務提携

ブロックチェーン技術を活用した貢献報酬の価値化事業を手掛けるクエストリー(東京都千代田区)は2023年5月26日、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスと資本業務提携契約を締結したと発表した。 

クエストリーは2022年にゴールドマン・サックス出身の伊部智信氏が起業。NTT(Non Trasferable Token、転送不可トークン)を活用した「貢献の把握と収益の分配を効率化させる通信規約」である「Questry Protocol」を活用したコンサルティングや導入支援を行う。

現在までに地方自治体やエンターテイメント領域で案件を展開。エレクトロニックミュージックイベント「SENSOR」では、同技術を活用してファンがアーティストに対して行ったアクションを「貢献」として可視化し、コミュニティの活性化やファンのエンゲージメント向上、新規ファン層へのアプローチ等を行った。

ヤマハミュージックはクエストリーのシードラウンド資金調達に参加しており、今後、音楽やエンタテインメント領域を中心に共同で事業開発を行う方針。

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「Questry Protocol」の仕組み