三菱商事、日本郵船 低脱炭素スタートアップの支援プログラム開始

三菱商事と日本郵船は共同で、低・脱炭素社会の実現に資するスタートアップ企業の支援・育成プログラムを開始することを、2021年6月1日に発表した。スタートアップ企業を世界中から発掘・支援するアクセラレーターを活用する。

今回起用するアクセラレーターは、エネルギー分野に特化したプログラムの運営と支援実績が豊富な、欧州最大規模のStartupbootcampAustralia(スタートアップブートキャンプオーストラリア)社。両社とともに、低・脱炭素関連の新技術やビジネスアイデアを持つ、将来有望なスタートアップ企業の発掘を行う。

2021年のプログラムは、6月1日に募集を開始し、8月2日に締切。その後、選考と評価を行い、9月〜12月にスタートアップ企業10社を対象にした事業化支援プログラムを開始する。成果発表会は12月を予定している。

両社は、今回のプログラムを通じて、低・脱炭素関連の最新動向を効率的に把握し、各社の低・脱炭素の取り組みを加速することを目指している。将来的には有望な企業との協業も視野に、複数回にわたってスタートアップ企業の支援・育成プログラムを実施する考えだ。

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